軍師アカデミー2011開講にむけての立ち上げ業務で奔走している今の私。先週も東京。今週も明日より東京。どうしても・・・ついつい更新がおろそかになるブログ。言いわけですが・・・。
ついに広告が最上段にくるようになってしまったので、ひさびさに更新です。とはいえ、本日発信の軍師メルマガの一部より抜粋ですが・・・ご一読いただければ幸いです。
(以下、本日付発信の軍師メルマガより)
本日は、事業における「集中」と種まきの両立という
テーマでメッセージをお届けしましょう。
事業を進める上で、経営者は、シビアに自社が必要とされ、
他社ではなく自社が生き残ることができる(その根拠が見える)
領域に「事業の土俵」を設定し、もてる力をそこに
徹底的に集中しなければならない。
これは、私も経営者や後継者の方々に頻繁に申し上げることです。
限りある経営資源(人、モノ、カネ、情報、トキ)で勝ち戦を
するには、自社が優位性を保つことができるところに
資源を集中投下させる。難しく、勇気がいることなのだけれども
それを肝力をもって、実行することこそ経営者の仕事だと。
大切なことですね。
ただし、実はその「集中」を意識するあまりに、
近視眼的な発想で「目の前の戦場ばかりに目を奪われ、
将来に備えた大切なことを疎かにしてしまうと、
この「集中」は本末転倒になってしまいます。
その大切なことの1つが「種まき」です。
「種まき」とは、文字通り「種をまくこと」。
将来、芽を出し、花を咲かせ、実を結ばせるために、
今、巻いておき、水をやっておき、しばらくは見た目の変化は
発生しなかったとしても、着実に地面の下で成長していくもの。
そのために、ある程度の時間、費用を予め投下しておくことです。
この「種まき」は、資源を勝負の土俵に集中し、効率を上げて
市場で勝利することと、全く矛盾しません。
もしも、これを「矛盾」すると感じたとすれば、
それは「目の前の戦場」のみを見て、「戦争全体」を見ていない
ことに他なりません。別の意味で、要注意です。
ビジネスにおける戦いは、ずっと続きます。
目の前の戦場で勝てばよいだけでなく、そこで戦いながらも
将来の戦場でモノをいう戦力を蓄え、将来の戦いを有利に進めるための
投資を同時並行で進めておかなければなりません。
そして、長い目で見て「勝利する(必要とされ続ける)」ことが
大切です。
このかじ取りこそが、経営者の仕事ではないでしょうか。
だからこそ、経営者及び後継者の方には「種をまく」ということを
忘れていただきたくないと思います。
目の前の戦いに追われ、そこにほとんどの資源を投下しているとしたら・・・
そんなときだからこそ、2の手、3の手のために、
今から種をまいておきたいものです。
その「種」は静かに育ち続け、いざ必要になる段階で「強み」となって
将来、生きてくるでしょう。
もちろん、「種をまく場所」は、会社の状況、経営者の問題関心に
よって異なります。現業の延長線上やそれを拡張させるための「種まき」も
あるでしょうし、あえて焦点をずらし、リスクヘッジ的に別事業への「種まき」を
行うこともあるでしょう。後者は慎重に行わなければ資源の拡散に
なりかねませんが、前者は「集中&深化」そのものです。
現業が忙しく、他に構っている場合ではない・・・という状況になると
ついつい後回しにしてしまいがちなのですが、それを行うかどうかが
1年後、数年後の自分や自社の可能性を大きく左右することもあるのでは
ないでしょうか?
特に、芽を出し、育つには時間がかかる「種」の場合、
今、この瞬間に勇気をもって決断し、まいておくのと、
「とりあえず見送り」して1年先送りにするのでは・・・
得られるものに雲泥の差が生まれてしまうことでしょう。
もちろん、それによって今の事業が壊れてしまうような、無理な「種まき」を
することは問題外ですが、少々の無理をしてでも実行できるならば・・・
あえて踏み込み、実行する価値は十分にあるでしょう。
そして、経営者としての成長・・・という意味で言えば、
その無理を受け入れてでも、「だからこそ得られた価値」を手にしたとき
それは経営者としての自信となり、高い思考・行動レベルを習得できた
瞬間なのだと思います。この成長実感も、たまらなく心地よいものだと思います。
私のような業態でも、こうしたことは常に意識し、
少し無理してでも、常に壁を越える努力をしてきました。
乏しい経験の中でも、その実感は得ているつもりです。
そして、周囲の「自分と自社を両輪で成長させている方」には
少なからず、こうしたモノの見方、考え方、動き方の共通点があるのでは
ないかと感じる今日この頃です。
いかがでしょうか?
皆さんや皆さんの会社では、今年はどんな「種まき」を
されていますか?
それはちょっと無理をしながらでも、一歩先に踏み込んだ「種まき」でしょうか?
一度振り返ってみられるのもよいのではないでしょうか。